incarnation / インカネーション / 12481-41532 / 敢えて選んだSSスペシャルカラー " WHITE NOISE " DENIM Gジャン [T10 / WHITE]

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12481-41532

敢えて選んだSSスペシャルカラー " WHITE NOISE " DENIM Gジャン

Material （ Face / Inside ）

Cotton - 100%

Processing _ Object dyed

Made in _ Italy

Color / Size

T10 BLACK /　 , XS , S , M ,

SIZE SPEC ( cm ）

※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます

SIZE : XS　着丈 65 肩幅 43 身幅 47 袖丈 67

SIZE : S　着丈 67 肩幅 44 身幅 49 袖丈 68

SIZE : M　着丈 69 肩幅 45 身幅 51 袖丈 69

Attention Point.

・立体 " バンザイアーム " 構造

・耳付きデニム

Novel _

" WHITE NOISE "

そんなフレーズが鳴り始める

Buyer's Note _

コレクションにてこのホワイト、グレー、ブラックの3色の色展開がありました。
僕が敢えて選んだのはこのホワイトのカラー。
この純白さが持つ「汚れやすさ」を意図的に選ぶことの意味と意義。
一般的に売りづらいとされるカラーであるからこそ、この先を見据えたラインナップにどうしても提案をしたいと思った。

" 「汚れやすさ」を僕は是として捉える "

是＝良しとすること

「白って汚れが気になって・・・」

多くの人がそう言うと思っているし、実際の事実だしそれは当然理解した上でバイイングをしました。（実際にフィッティングの撮影だけでも相当に気を使うハメになるし）

「しっかり洗い込んでいるホワイトデニムだからガンガン洗いましょう」

そして

「汚れて朽ちていくその姿が美しいと思う」

これが僕なりの答えです。

(Fitting Model/ ITAU /177cm_60kg_Size_S)

" この先への布石として "

" WHITE NOISE "

しばらく前から僕の中でなにかがノックをしている。
そのあとについてくるフレーズがこれだった。
どうしてかは分からない。
勝手に頭の中に降りてきた。

白へ向かう気持ち。
もしかしたらそれは終焉へ向けての心の在り方なのかもしれない。
まぁそれ自体随分と勝手な話かもしれないけれど、それが僕の店の正しい在り方であり僕という個人としてのバイヤーとしてのミッションでもあると思っている。

それと同時に自分が思う「E」というモノ選びに嘘が無い方がやはり良いとも思うのだ。
残された時間の中で「選びづらいがカッコイイ」というアイテムを提案することはとても意味のあること。

クローゼットの中がすべて真っ黒で埋め尽くされていることは別に驚きはないでしょう？
でもその逆はどうでしょうか。
たぶん違和感があるでしょう。偏見ではなく。
では、このホワイトの捉え方は？

1点あれば良い。

それが大切。

「いつか1着欲しいな。こういう白」

ではこれでしょ？

そういう気持ち。

分かってもらえるでしょうか。

" 見どころは「耳」付き "

ディティールとしての大きな点は「耳付きデニムの使い方」という部分でしょうか。
パッと見のアウトラインはシンプルなGジャンスタイルでありながら、こういったデザインワークがキラリと光る。
大切なブランドのアイデンティティと言って良いでしょう。

白×赤耳のコントラストも個人的にはツボなカラーリング。（関係ないけど黒と赤が大好きな色だし、マイケル・ジョーダンも大好きなのになぜか黒×赤のカラーコンビはちょっと昔から苦手・・・）

ボディと同色のオーバーロックのステッチも素敵。

素材はエラスタンが混紡しない100%コットンですが、ボイル（蒸気）洗いでしっかりと生地を縮ませることで縮んだ分の伸縮性のせいかまるでストレッチ入りのような（でもそれはとてもナチュラルな意味で）快適な着用感がありノンストレスです。ノンウォッシュのホワイトデニムであるともう少し表情はキレイ（この場合はそれはあまり良くない意味で）になりすぎてそれこそ日常着という意味合いにおいては気を使いすぎることになりそうですが、このしっかりと洗い込まれた雰囲気であればとにかく・・・

「ガンガン着て（穿いて）ガンガン洗う（この色に戻したければ漂白すればOK）」

それで良し。

そこまでの見通しを持って「敢えて」このカラーをチョイスしたのです。