Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 1121 / Roadie / 35s SZ 天竺 Wシルケット アイスコットン ドレープネックカーディガン [DUST BLACK]
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Thee OLD CIRCUS
1121 |
Old Name _ | Roadie / ローディ |
" 35s SZ 天竺 " Wシルケット アイスコットン ドレープネックカーディガン |
Material (%) | --- | C-100 |
Processing | --- | TEXTILE DYE |
Finished | --- | ONE WASH |
Made in | --- | JAPAN |
Color / Size | ||
DUST BLACK | / | 1 , 3 , |
----- BLOG での詳細紹介 |
----- T.M.G.E (10分 Youtube) |
----- Youtube LIVEでの商品紹介 |
( cm ) | 着丈 | 肩幅 | 身幅 | 袖丈 |
SIZE : 1 | 73 | 44 | 51 | 72 |
SIZE : 3 | 75 | 46 | 59 | 74 |
※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます
----- 採寸方法解説はこちらをお読み下さい
< お手入れ / Care >
Washing machine | --- | △ |
Hand wash | --- | ◎ |
Drying machine | --- | ☓ |
Recommendation | --- | BASIC |
----- 洗濯、ケア方法解説はこちらをお読み下さい
Point. |
・特殊冷感接触アイスコットン素材 |
・2サイズ展開 |
・皮付き本水牛ボタン |
・ドレープネック仕様 |
NOVEL _
究極の真夏のスタンダード
そんな個人用のカーディガン
MATERIAL NOTE
Thee old circus が考える真夏のアウターとして登場するのはこんなアイテム。
接触冷感アイスコットンという100%コットンの天然素材でありながらも特殊な仕上げ加工によりクールな着用感を生み出す。
夏場の羽織りアイテムとして肌の露出を控えるためでもあり、直射日光を避けるためでもあり、エアーコンディショナーからの冷たすぎる風から身を守るためであり、
なによりも「カッコよさ」を保つためであり。
STRUCTURE NOTE _
大きな特徴はドレープネックとなったネック周り
これによりジャケットライクなニュアンスを持ちながらも軽快なカーディガン(ラフな羽織りアイテムの象徴)の両方の匂いを持っている
(Fitting Model/ ITAU /177cm_60kg_Size_3)
" それはそれはタダモノではないアイテム "
どこから話そうか?
まずは素材の話から。
特殊も特殊、すごーく特殊な 「アイスコットン」 という素材を見つけたのは一昨年のこと。
通常こういった特殊素材でありがちなのは科学的な加工を加えた化学繊維(レーヨンとかポリエステルベース)が多い。
「え!?コットンで?しかも綿100%??嘘でしょ!」
それが最初の正直な印象。
「接触冷感素材」
おいおい、そんなインチキ臭い口説き文句にオイラはだまされないぞー!
・・・
はい!騙されました!
そして良い意味で騙されるのは全然OK。
YES。
もうちょい深掘りすると
「35s SZ 天竺 ダブルシルケット アイスコットン」
というのがこの生地のある意味での正式名称(まぁただのメーカーがつけた名前だろうけど)です。
--- こちらの辞書(天竺というテキスタイル(ファブリック)の話 / Dictionary)でも記載したように(こういう時に辞書が便利だと思ってる)
「35番手」の糸で「単糸(S=単糸を表す)」で編まれた「天竺」(SZというは生地が斜行しづらいこれまた特殊な天竺編みのこと)で仕上げに「ダブルシルケット」という表面をクリアに美しくする加工(しかもダブルで!)がなされている生地ということです。
うーん、、、なげぇ〜・・・それだけ手が加えられて凝っている、こだわっていると思って貰えたらそれでOKです。
デメリット点があるとすれば、それは生地の値段でしょうね。
工程、仕上げ加工、糸、、、まぁ凝っていればいるほど当たり前ですが高いです。
んで、あとは加工時間がかなり掛かる生地ですので、実は今年の頭に生地をオーダーしておいたにも関わらず到着したのは先月くらいという実に半年近く掛かりました。汗
モノ作りにおいては時間の逆算も大切で、出来るだけ当然早め早めに準備をしておく(でも俺のところでいつも押してるけど)けれど、この生地に関しては生地屋のストックもほぼないので昨年から使い始めてこのタイムラグに結構苦戦、大苦戦。
っとまぁ生地の概要を色々と書きましたがとにかくそれだけ特殊ってことが言いたいわけです。
んで、肝心なその「接触冷感!!!」という最大の魅力の部分。
構想は一昨年から、んで去年にタンクトップの素材として使ってみて、確実に本当に「ひやぁ〜」っとした着用感とドライなタッチ感を痛感しましたし、それが実際に夏場においての着用メリットとして大きなアドバンテージを持つことを確認しました。
初めての着用の時にきっと驚くと思います。もちろん生地自体も薄手ですがそれだけでは当然着た時に冷たいと感じることはありません。(レーヨンなどの化学繊維であれば冷たく感じますが、今後は吸水性の高さなどや表情感はコットンとはまた違う)しかしこれは着用の段階で「おぉぉ〜」って思わず声が出るでしょう。
そんなこんなで昨年の段階から「次はこれを作るぞー!」って決めていたのがこのカーディガン。
” ディティールで最大の箇所はもちろんネックバランス "
僕が手掛けるこの Thee old circus が大切にすることはやはりデザインワークとしての美しさ。
それはどのアイテムであっても共通の理念でありマインド。
名前こそカーディガンとつけているけれど、実際にはドレープのあるこの衿の部分がテーラー(テーラードの衿)のようになっていて、カットソーの素材ながらも軽量なジャケットライクな見た目にもなるというのが大きな魅力。
3つのフロントボタン(なにげに水牛=あとで写真を載せますね)の留める箇所の位置でこのドレープの分量が変わり、全部を外せば生地が下へストーンと落ちるので1番一般的にあるようなカーディガンの雰囲気になり、1番上を留めればジャケットのように衿が生まれる。真ん中のボタンを留めると中間のドレープ分量。
・・・
自分で言うのはやや恥ずかしいですけど、相当に考え抜かれた秀逸なデザインワークであると断言出来ます。
" なにげにこの季節に大切なポッケ有り "
春夏は出来るだけ荷物も軽量にしたいですよね。
ちょっとしたスマホやタバコ、ライターとかとか。
そういった時にもサイドのポッケは大切です。
それでいて、ポケット自体が主張しないようにスリット型(縫い目のシームに沿わせて作るさりげないポケット仕立て)を採用。
" 腕をまくるのもバランスです "
全体的なフォルムとしてはこの季節を意識してルーズ設計(でも生地が落ちるので美しさはキープさせる)ですが、袖口などはしっかりとタイトフィットを意識しました。
夏場の長袖を想定して袖をまくってちょうど良いバランスになるのが大切。
細部に宿る魂が全体を構築していくのだと思っています。
" いちいちこだわる "
ボタンに選んだのは・・・本水牛のこれまた天然素材。(水牛さんの角で出来たやつ)
ボディ素材がコットン100%ってのもあるし、そもそもどうせなら良いモノを選ぶ。
もちろんたかだかボタン、されどボタン。そしてさらにもちろん小さいパーツだけど樹脂ボタンよりは・・・全然高い・・・でもでもこっちのが絶対カッコいいもんね。
※ じゃぁ全部全部水牛使えば?ってなるとそれもまた違うのだ。だって、天然素材なだけに小さすぎる場合には強度的な問題もあってこれ以上(これは13mm)小さいのは基本的に存在しないとか。あれこれとようするに大切なのは全部のバランスと言えます。
" モチのロンでいつもの感じも "
「こなし感」でまた印象はガラっと変わる。
それはこのカーディガンに限ったことではないけれど。
夏向けなのでおもいーーーっきり!夏らしくも良いし、中間時期(例えば梅雨寒の日)もオールマイティ。
ジャケット感覚でもっとラフ、そんな印象でしょうかね。
相当にオススメの為、説明が超絶長かったですがこんなことが参考になればと思っています。
※ 生地がかなり薄手の為通常の1サイズピッチだとサイズ感の違いが少ないので、1サイズ(通常0〜2でやや余裕があるくらいの方、向け)と3サイズ(通常2〜の方、向け)の2サイズ展開となります。
Product explanation and introduction on Youtube in 10 minutes. Please take a look.
T.M.G.M
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