JUVENILE HALL ROLLCALL / ジュヴェナイルホールロールコール / 1407 / NORMAL AND UNUSUAL PANTS [BLACK]

JUVENILE HALL ROLLCALL / ジュヴェナイルホールロールコール / 1407 / NORMAL AND UNUSUAL PANTS [BLACK]

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JUVENILE HALL ROLLCALL


1407

NORMAL AND UNUSUAL PANTS

Price _ 39,600 ( 36,000 )

Material ( Face / Other )

Cotton 65% Polyester 35% / Cotton 100%

Processing _ Object dyed

Made in _ Japan


Color / Size 

BLACK  /   ONE SIZE FIT ALL  ,


SIZE SPEC ( cm )

※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます

SIZE : ONE W 70-90 ワタリ幅 38 裾幅 18 股下 64 股上 32 


Attention Point.

・ 裾裏切り返し

・ ウエストゴム仕様+ドローコード

・ ブランドロゴストラップ付属


 

 

Novel _ 

 

“ CDM “    

COLD DARK MATTER  (冷たい暗黒物質)

 

Buyer's Note _

 

暗黒物質 https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黒物質


いつもながら言葉からの着想が起点です
この厨二病ぽい はっきりしないモヤモヤした感じ

なんでも知った気でいる人類の叡智でも到達しない
解明できない世界や物質があることにワクワクします

さて”暗黒”といえば 僕には『 諸星大二郎 』なんです
詳しくはここでは省略しますが 興味があれば読んでみてください

異世界・伝奇・SF・不条理・コメディ... まさしくモヤっとした感じ 最高!

もうひとつの重要なインスピレーション源は『 電脳コイル 』
あっちの世界(古い空間)・都市伝説・SF・ミラーワールド...

10年以上前 NHK で放映していたので毎週観ていたのですが
今 AMAZON prime にて無料で一気に観れます やった!

個人的にはストーリーよりも 設定や小ネタ 或いは
ストリートカルチャーを感じされる描写(黒バグスプレー・メタタグなど)大好物

あと ・・・ (△ロゴの)パクリ ・・・
ずっと王者(あ! KING じゃない QUEEN )に君臨する某ブランドとの
コラボをおちょくっている との指摘アリ 着眼ナイス!

グラフィック・ディテール・色使い・LOOK などに
それらの要素が見え隠れしているかと思います

どう感じるかはあなた次第です  ドーン !!!!(笑ウせえるすまん)
A先生(藤子不二雄A)は KOUくん(KOUSUKE SHIMIZU)が大好きなので影響されたw

 


  

 

” 難解さの向こう側にあるのは「ただ単に」拓かれた楽しい世界と捉えるのだ "

 

「???」

 

「○▲×」

 

どういう解釈をするかはまさに自身であり、それは潜在的に在る「楽しむ」という概念。

 

まさしく 「楽服」であり「服楽」(もちろん勝手な造語)を体感さえてくれるのが彼のコレクションの持ち味。

 

だから細かいディテールの紹介よりも先に着用を載せたくなる。

 

 

 

 

 

 

全身キメキメセットアップで超完成。

素敵過ぎる。

 

 

 

 

 

 

ちょいっとアクセントでロールアップするだけで全然また雰囲気が変わっておすすめです。

 

 

 

 

(Fitting Model/ ITAU /177cm_60kg_Size_ONE SIZE FIT ALL)

 

 

" シンプル説明!この最高感の秘密的構造 " 

 

 

 

ちょっとプロっぽい目線(というかもちろん僕はプロですから)で解説。(おー、珍しい)

 

着用の際に「最高に気の抜けたシルエット」を生み出せる理由はこの背面の作りが大きな影響を作り出していると感じた。

本来在るべき(というのは構造的に作りやすさなどの意味も含めて)ところにカッティングのラインが存在しないというのがそれで、分かりやすく(かな?)言えば、本来パンツのバックセンター(お尻部分の真ん中)にはパンツを左右に分ける為に切り替えがあるのが定石だけれど、このパンツには無い。

彼の作品においてこういった部分は非常に大切なこと。

つまりね、「在る」、「無い」=「全てが意図に包まれている」

であるからだ。

 

パンツのバックセンター部分を割ることでパンツの構築は作りやすく、お尻に沿った立体的なカーブが作り出されるが、彼のこのパンツに於いては「意図的」にそのセンターの割を排除されていて、故にヒップ部分はある種の平面性を持つ。この平面性がヒップ部分を無駄に外側に張り出させることなく「すとーん」としたヒップラインを作り出している・・・と、見た!(どうかな?)

 

写真で言うとこれ。

 

 

 

ね、「すとーん」でしょ?

 

ワイドなワタリ幅(もも幅)を持ったパンツなので、不要なヒップ周りの膨らみは必要なく、このヒップ部分がすとーんと落ちてくれること(もちろんそれは生地の落ち感も加味されて)で、ワイドでルーズでありながらも「なんだか素敵」なパンツに仕上がっている。

 

” もういっちょ!ここも大切!抜け目なく!"

 

もう一個個人的に分析して秀逸だったのは「膝のタック部分」。

これが在ると無いは大きな違い。

膝にタック(織り込んで生地の分量を確保する仕様で元々は軍モノなどで地面に膝を曲げて着ける際などの運動可動域を確保する為の仕様)があることでヒップの平面感をフロントでは立体的に作り出しているのを感じる。

(どう??なかなか実はしっかりと僕は見てるんですよ。プロだから(笑))

 

写真だとここです。

 

 

 

このタックね。

超大切よ。

 

んで・・・

 

 

 

ね、後ろ「すとーん」の前「立体」

 

これが大きなポイントです。

 

(ホントの本当のことをフロントの立体感は膝のタックだけでなくウエスト部分のタックも大きく影響を与えているハズ)

 

まぁ、色々と書いたけどとにかくやっぱり最高ってことですよ。彼の服は。

 

さて、ラストにさらっとディティールの話。

 

 

定番のリフレクターループにリングフック。

 

 

布ベルトとしても使用が可能なブランドのロゴ入りストラップ(着脱可)

 

 

裾裏のみ別生地での切り返しデザイン。

 

 

ウエストにはしっかり目のラバー(ゴムゴム)が入っていてさらにコードを引っ張ることで楽チンに着用が出来ます。

 

敢えて勝手に名付けたのは

 

「NORMAL AND UNUSUAL PANTS」 =  「普通であって普通じゃないパンツ」

 

うーん。どう?

 

ここまで読んでもらえるとこの名付けの意味が分かってくれるかなぁと思っています。

私(わたくし)当然の当然ながら KHAKI , BLACK の2色両色を個人買いさせて頂きました。

 

 

あ、、、ここまで書いてふと、思ったこと。

ネズミーランドってありますよね。

こう見えて僕意外とあそこ好きなんです。

で、あの夢のワンダーランドってすごくゴチャゴチャしてて、一見するとガチャガチャで派手だからいろんな目立つ建物に目が行きがちですがその実「本当の意味で細部まで」作り込まれた世界だからあれは成立しているのだと思うのです。

つまり簡潔な言葉で言えば「すごく良く出来ている」と言った感じ。

完全な計算と隅々まで行き届いた清潔さも(加えてそこに人物として存在しているキャストも含めて)

 

ある意味では似ていると・・・

 

彼の作品はそういった意味では騙される作品でも在る。

そしてその解読と解釈すらも楽しいのだ。