Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9390 / '' Voice of Guernica '' / ゲルニカ・モッズコート [DUST BLACK]
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THEE OLD CIRCUS - 1973 -
9390
Old Name 「 Voice of Guernica / ゲルニカの声 」
ゲルニカ・モッズコート
Material
W-75 , Pe-15 , N-5 , Ac-5
Finish
ONE WASH FINISH
Color / Size
DUST BLACK / 0 , 1 , 2 , 3 ,
SIZE SPEC (cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE:0 着丈 94 肩幅 41 身幅 48 袖丈 66
SIZE:1 着丈 96 肩幅 42 身幅 50 袖丈 67.5
SIZE:2 着丈 98 肩幅 43 身幅 52 袖丈 69
SIZE:3 着丈 99 肩幅 44 身幅 54 袖丈 69
Attention Point.
・ミックスウール素材
・カウ、ホースミックス貼付けレザー
・Rasukul REAL FUR
・YKK EXCELA ZIP
Novel_
thee old circus 今季のコレクションの全てのマインドが集約された「1つ」のアイテム
「モッズコート」という世の中に溢れている既成された概念の糸を全て解き再構築、デフォルメした珠玉のコート
Note_
- GUERNICA’s Mods Coat -
ゲルニカ・モッズコート
この旅の象徴とも言えるのはこのアイテム。悲しき戦争への想いを自分なりのゲルニカへのオマージュを込めて作った作品。モノを通じて出来ることの模索という自分自身の旅はこのアイテムをもって一度終わり、また始まる。僕にはゲルニカの絵からそんな声が聞こえたような気がしたのだ。
Structure Note_
以前に構築したモッズコートを今回の旅路のテーマへと新たに切り取り作成しなおした。このアイテムそのものにこのゲルニカというテーマ性の全てが込められていたからだ。フードは「泣く女」胸には「馬」左袖には「牛」フィッシュテイルは「鳥」、各所に用いたダブルガーゼは「傷=包帯、負傷者」など多くの想いのイメージを自分なりに具現化した。デザインとはなんであるのか?そういった自分自身への問も込めたアイテムであると言える。実際的なディストーションスパイラル構造のアームラインやフォルムにおいては常に美しさを求めている。そういったパターンワークのその枠外、その先にある意味合いはまた別の心の奥の中に宿している。象徴として、単純に心から求める「カッコいいモノ」へと向かって。あらゆる意味において大切な存在のアイテム。
Material Note_
Wool Melton + other / メルトン + 他素材
ボディのメインに用いたのは圧縮ウールのメルトンである。モッズコートをモチーフとしてデザインされたアイテムとしてはあまり使うことのない素材かもしれないが、今季はシーズンテーマに沿ってそういった概念感さえも排除してこの素材を選んだ。圧縮されたウールを製品で洗い込むことでその圧縮性をわざと少しだけ崩すことで全体に朽ちた匂いを生み出した。ボディのメインとなるこのメルトンに加えて各所にはパーツとしてゲルニカの絵に登場する命のそれぞれをパーツとして登場させた。馬革、牛革、ガーゼ、リアルファーなど。ある意味ではこのアイテムは洋服のデザインという枠を越えその範疇に留まることのないモノなのかもしれない。
* 同色のブラックで分かりづらいですがボディウールメルトン部分には肘下、各部で3種類の素材(素材、組織違い)を使用しています。
___ thee old circus / official web site / collection
もし、お時間があるのであれば上記リンクからこのブランドのこのシーズンの想いを見て欲しい。
そこに全ては書かれている。
示されている。
本コレクションではこの「ゲルニカ」をテーマにアイテムを昇華させてデザインを起こした。
全てのデザインにその光という意味合いを込めた。
象徴的ともなったモッズコート(9390_Voice of Guernica)ではフードは「泣く女」胸には「馬」左袖には「牛」フィッシュテイルは「鳥」、各所に用いたダブルガーゼは「傷=包帯、負傷者」など多くの想いのイメージを自分なりに具現化した。デザインとはなんであるのか?そういった自分自身への問も込めたアイテムであると言える。実際的なディストーションスパイラル構造のアームラインやフォルムにおいては常に美しさを求めている。そういったパターンワークのその枠外、その先にある意味合いはまた別の心の奥の中に宿している。象徴として、単純に心から求める「カッコいいモノ」へと向かって。あらゆる意味において作り出されたアイテム。
安価で様になる大量生産で生み出される商品たち。
それに対するアンチテーゼではなく、あくまで自我と自己へ向けたデザインと商品構成であれば良い。
常に、スタンスや歩みの歩幅を変える必要はないと考えた。
パプロ・ピカソが死んだ
ジミ・ヘンドリクスも死んだ
いつか死ぬ。
みな、死ぬ。
それだけが絶対的であり普遍的な事象であることは変わらない。
留まるものがあり、深まり進むものがあるのから。
しかし、我々は同時的に死ぬ為に生かされていると考える。
言葉はただの言葉だ。
しかし、それでもそれを信じている。
「Dead or die」
死んだのか?
死ぬのか?
死ぬ為に、生きるのだ。
___ 上記 official web site より引用
左胸に配された馬革(袖は牛革)は「ゲルニカ」の絵のキャンバスサイズの比率に準じる。
そんなことに意味などはあるのか?
在ればそれはあり、無ければない。
たったそれだけのこと。
「想い」などと言うものを捉えるのはあくまでこちら側、オーディエンス側の話でもあると言える。
(Fitting Model / Urano / 170cm 56kg / Size 1 )
唄は終わった。
しかしメロディはまだ続いている。
1973年4月8日 ピカソは死んだ
でも、彼の死後も彼の作品はまだ生きている。