Thee OLD CIRCUS - 9 - / 9-9305 / '' Light carriers '' / メメント・カウレザー 120g ファイバーダウン入りWフロントベスト [OLD BLACK]
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THEE OLD CIRCUS - 9 -
9-9305
Old Name 「 Light carriers / 光の運び手」
メメント・カウレザー 120g ファイバーダウン入りWフロントベスト
Material
COW-100
Finish
SPRAY WASH FINISH
Color / Size
OLD BLACK / 0 , 1 , 2 , 3 ,
SIZE SPEC (cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE:0 着丈 73.5 肩幅 35 身幅 46
SIZE:1 着丈 75.5 肩幅 36 身幅 48
SIZE:2 着丈 77.5 肩幅 37 身幅 50
SIZE:3 着丈 78.5 肩幅 38 身幅 52
Attention Point.
・メメント・カウレザー
・ハイネックWフロントベスト
・ファイバーダウン120g
Novel_
ブランド史上最高で最強のレザーベスト
その圧倒的な存在感は生涯に渡る相棒となるだろう
Note_
- Memento Cow Leather 120g Fiber Down W-Front Vest -
「メメント・カウレザー 120g ファイバーダウン入りWフロントベスト」
端的に言えば、いつもいつも自分が欲しいと思うモノはその空想と現実の隙間に生まれる物語の主人公であったり、無機質に横を向く脇役が着ている洋服たちに由来する。
そしてその多くの物語は旅路を歩く人間たちの物語であって、また物語においてはそれらは静かな風のように歩を進め、時間軸を持ってその針は進んでいく。
旅の中では架空でも現実でもベストというアイテムはとても便利で気持ちの良いものである。
常に持ち歩くことが出来、「つい」着てしまう。
そんな習性を身につかせる。それは時々驚くことが在るほど。
つまりは最初は袖がないことへの違和感とある意味での勿体なさのようなものを感じていたのも関わらず、一度それが(=ベストを着るということ)当たり前になると魔法のようになくてはならないモノと変わるのだ。
嘘だと思ったら試せば良い。
試してみて違うと感じればやめればいいだけのことなのだから。
Structure Note_
立体的に構築したベストは体の線を強調しながらもそこに適度なフィット感を生み出す。
縫い目、切り替え線は全てその意味をそれぞれが保有する。
ネック部分の特徴的なディストーションネックの構造から全体に斜傾を持たせることで前屈み(前傾屈曲)を意識した立体感を生み出す。
無骨(武骨)さは文字の通りメンズ特有でブランド固有のイメージ。
それを具現化する為のデザインワーク 。
シームに合わせたサイドポケットはファスナーの配置と同時にスリット型のポケットを作ることでダブルのポケットとなり、フロントのみで4つのポケットを生み出した。(インナーポケットも左右に1つづの計2つ配置)ライニングもウレタンを混紡したストレッチブロードを用いることで長期着用での破損を防ぐ。
ディストーションネック(つまりは横ハギを持たない特殊構造ネック)をさらに活かすべくフロントはWの前合わせの構造にした。Wのデザインとしての無骨さに加えて実際的な防風、防寒へのアプローチと して最大の意味を持つネックデザインであると言える。
Material Note_
Memento Cow Leather / メメント・カウレザー
このシーズンから新たな定番の革としてこのオリジナルレザー Memento Leather を加えた。この革は本当の意味で特殊な革として 存在する。
牛(カウ)の中でも最上質とされるカーフ(仔牛)の表情を持ったヌメ革であり、その実カーフ、キップ(仔牛と成牛の 中間位)、そしてステア(成牛)においても同質の表情を持たせることを開発した。
カーフやキップでのデメリット性はその成長過程の途中であることによる判(その革そのものの大きさ)の小ささにある。
判の小ささにより継ぎ接ぐデザインを入れることを余儀なくされてきたデザインもこのメメント・レザーにより補うことが可能となる。(使用アイテムにより判は使い分ける)
Memento = 形見、を意味する。命のバトンを受け取る者としてこの革を大切に感じて欲しいと願い名付けた。
使用厚 0.9-1.0mm
気温が安定しない秋から冬にかけての時期、自分たちのスタイルに必要だと考えたのは重すぎず、軽すぎず様々なスタイルに融合するベストだった。
アウターとして十分な防寒性、レザー特有の重厚で無骨な雰囲気。
カットソーの上から羽織るだけで一気に変化するスタイル。
使い勝手の良い「ベスト」という存在はどのシーズンにおいても必要なアイテムである。
重厚で無骨なカウレザーに保温性の高いファイバーダウンを120g挟み込むことで十分な防寒性を持たせ、肌寒さが強くなる冬入りからトップウィンターまで様々なシーンで活躍するアウターウェアとなる。
開き口くらいに着用する機会の多い軽量のアウターなどを重ねることで多くのアイテムをトップウィンター仕様に変化させられることもこの手のベストならではの魅力となる。
ライダースウェアさながらのWフロントデザインとなっており、このブランドらしい無骨さや男らしさはそのままに立体的にそそり立つネック構築に目が惹かれる。
ネックデザインには歪みを基に構築されたディストーションネックを取り入れ、トップネックまでファスナーを閉めることで前方に傾斜した自然な前傾姿勢を作り出す。
本来人体の首はまっすぐではなく、やや前傾した形となっておりこのようなデザインを取り入れることで身体可動域を大きく確保し、着用ストレスの軽減を演出する。
サイドポケットには実はギミックが隠されている。
一般的なポケットに見せかけておきながら構造はレイヤードポケットとなっており、手を差し込みやすいようなスリットポケットと同じ箇所にファスナーポケットを配している。
取り入れがしやすいスリットポケットと立体的に構築されたファスナーポケットがあることで、落としやすい(例えば小銭やカード類など)アイテムはファスナーの中で守ることが出来る。
着用写真を見て頂ければ分かる通り 120g のパディングファイバーダウンの適度な膨らみを見て頂けると思う。作品としての素材感、ボリューム、そして重厚感はありながらも極限まで薄く削がれたレザーを用いることと、ファイバーダウンの軽量さで見た目を裏切る着用の軽量感は実際に羽織ると驚くことだろう。
そして軽量感はありながらもしっかりとした防寒性があり、トップウィンターはもちろん端境期で冬前の秋、そして冬から春に掛けての長期間に渡り着用が出来ることが大きな魅力であると考える。
(Fitting Model / Urano / 170cm 56kg / Size 1 )
ネック部分のダブル合わせを生かしてその可変によりスタイルの印象を大きく変えることが出来るし、フロントファスナーの開け方1つでもそれはまた同義である。ベストというのは元来自由な使い勝手の広さが魅力的であるから、自分のスタイリングの中に取り入れることで様々な着こなしを増やすことが出来ると考える。
こんなスタイルもオススメ。
あまり考えつくことがないロングインナーとの組み合わせは実はとても良いスタイルだと考える。フロントファスナーを開けて着用することでインナーとその上に着たベストで「ハの字」のラインを作り出しそのレイヤードによって美しいスタイルを組むことが出来る。
最後にオススメしたいのがこのスタイルで、ベストを中心にアウトドア要素をスタイルベースとしてモードスポーツをテーマに用いたような感じだろうか。秋冬であってもレギンスを着用することでハーフ丈のパンツを生かすことが出来る。
ルックとして全身に軽量感、軽快感をさらに与えていながら全体的には重たい印象を作ることで相反する意味合いを融合させる。
ミックスの仕方や着こなし1つで大きなスタイルの幅を生み出すベストという存在。
そしてこのブランドらしいギミックや素材にこだわった要素が完全に1つのパッケージとして詰まった作品。
thee old circus 史上最高で最強のベスト。
ぜひ体感した上で生涯に渡る相棒として共に過ごして育っていきたいと思わせるアイテムである。