Thee OLD CIRCUS - 9 - / 9-9301 / "Dying fascist" / グレイブ・ホースレザー ダブルミラーライダースジャケット [OLD BLACK]
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THEE OLD CIRCUS - 9 -
9-9301
Old Name 「 Dying Fascist / 瀕死のファシスト(象徴=馬)」
グレイブ・ホースレザー ダブルミラーライダースジャケット
Material
Horse Leather -100
Lining C-97,Pu-3
Finish
SPRAY WASH FINISH
Color / Size
OLD BLACK / 0 , 1 , 2 , 3 ,
SIZE SPEC (cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE:0 着丈 65.5 肩幅 40 身幅 47 袖丈 64
SIZE:1 着丈 67.5 肩幅 41 身幅 49 袖丈 67
SIZE:2 着丈 69.5 肩幅 42 身幅 51 袖丈 68.5
SIZE:3 着丈 71.5 肩幅 43 身幅 53 袖丈 68.5
Attention Point.
・ホースレザー素材
・スプレーウォッシュ仕上げ
・ダブルライダースデザイン
・ディストーション(歪み)&スパイラル(螺旋)立体アーム構築
Novel_
ストイックな男のためのレザーウェア。
Note_
- Grave Horse Leather W-Miirror Riders jacket -
「グレイブ・ホースレザー ダブルミラーライダースジャケット」
シンメトリー(対象)とアシンメトリー(非対称)の2つの鏡を意味を持つWミラーの解釈を用いたライダースジャケット。
永遠さや不変性というアイテムの象徴。デコラティブになりがちなWライダースを意識的に無機質に描き出すことでシンプルなアウトラインを持ったアイテムとして仕上がる。
またそれでいて男にとっての潜在的に存在する闘いへの本能や習性をここに具現化、具象化として表す。
Structure Note_
ライダースとはこう在るべきだという自分なりの解釈に的を絞り徹底的に作り込みを掛けたWライダースデザイン。
襟の幅はやや大きく取ることで無骨なメンズ感を強くし、前合わせを深く合わせることで不変性を持ったダブルらしいデザインに仕上がっている。
バスト下と腰には実際的な意味でも使うことが出来るファスナーを配置しておりこれは実務的な意味合いと同時にデザイン性の豊か さも併せ持つ。
アームラインはディストーションスパイラル(歪み+捻り)を持った特殊アームとなっており、前傾方向へ湾曲させながらさらに腕自体を体に沿わせて内側に湾曲させている。
この為ハンガーに吊るした状態であっても立体的な湾曲が生まれることと実際の着用時に当たっては体に対して自然なフィッティングを得ることが可能となる。
レザーという硬さを持った特殊性のある素材であれば余計にこういったフィッティングへの配慮が必要になるだろうと思う。
ウレタンが混紡されたライニングはストレッチ性を持つことで長期着用においても破損などを防ぐ。
Material Note_
Grave Horse Leather / グレイブ・ホースレザー
「Grave = 墓 」の意を持つThee old circus のオリジナルレザーを使用。
ネーミングの由来は墓とはつまり「最終地」で在ることを 示す。
辿り着く最後の地である意味合いをこの革の仕上がりに対して感じてネーミングに施した。
馬という革は特別な存在である。
硬く馴染みづらいという概念が強く在る中でオイルを多量に加え通常よりも長い時間を掛けて馴染ませていくことで馬本来が持つ荒 々しさを革に残したまましなやかさと美しい艷やかさを革に宿した。
こうすることでフルタンニンならではのシワ残りの特性とデメリットとされていた革の硬さを排除することで最高の革が仕上がった。
フルタンニン仕上げ、国内原皮、姫路(兵庫)タンナーでの 最高傑作として当ブランドの定番レザーとしてリリースしていく。
使用厚1.0-1.1mm
当店としては通年で提案しているレザーウェア。
EDENの根底に根付くライダースジャケットという普遍的な存在。
さっと羽織るだけで無骨でストイックな男の佇まいを表現し、ハードな印象でありながらもどこか儚げで退廃的な表情を宿す1枚。
新たなシーズンの最初に提案したいレザーとしてセレクトした作品である。
ストイックで細身に構築されたタイトフィットするシルエットデザインで構築されたWライダースジャケット。
素材にはThee OLD CIRCUSがオリジナルで作製した「グレイブ・ホースレザー」と名付けられた重厚な馬革を用いている。
革そのものには多量のオイルを染み込ませ、本来硬質感のあるホースレザーしなやかに仕立てたマテリアルを使用。
鈍く輝く美しい光沢感、そして袖を通した瞬間に感じる「革」の重厚な存在感を確かに体感する事が出来るこのブランドが表現する世界観をそのまま身に宿したようなホースレザーとなる。
経年変化することで各所に自身だけのシワが刻まれていく。
馬革本来の荒々しさと重なり、交わっていくことでさらにストイックで無骨な表情感を作り出していくことだろう。
このブランドとしては初となるWライダース。
厳密に言えばセミダブルライダースなどは過去に作製をしてきたが、ここまで存在感があり無骨な表情を持つデザインを取り入れたのは初となる。
左右対称配置された縦のジッパーが目を惹くデザインとなっておりフロントデザインの大きなアクセントにもなっている。
シンメトリーのファスナーデザインは1960〜1970年代にかけてあるRockバンドのトリビュートとして生産されたデザインモデルが発祥と言われており、その後数多くのミュージシャンが愛用したとされる。
どこか音楽の匂いが漂うのはこういった歴史と過去から作り出されてきたイメージから連想されるのだと考えている。
ブランドが提言する「闘い」への本能をまさに具現化した作品である。
それは今季のテーマである「GUERNICA」という世界観(反戦)の象徴とも繋がる部分となる。
着用スタイルは様々に。
ダブルジップで構成されたフロントデザインとなっており、首元の開き加減でライダース特有のネック周りに変化をもたらす。
フロント部分を一番上まで締めることでストイックで無骨なジップデザインを強調したシングルライダースへスタイルチェンジをする。
このライダースに用いたファスナーパーツは全てYKK社製の「EXCELLA ZIP」を採用。
美しい白銀の光沢が高級感と繊細さを放ち、無骨さの中に一握りの上品なエッセンスを加える。
使い込みごとに滑らかさが向上するEXCELLA ZIPは噛み合わせの不具合や故障などがほとんどないとされる圧倒的な耐久性と、エレメント(ムシと呼称される部分)の重厚感のある仕立てがさらに無骨さを強調させる。
美しさと実用性の両面を兼ね備えた素晴らしいパーツ。
生涯を共に歩んでいくレザーウェアにこそふさわしいファスナーである。
アームライン構築はこのブランドが考案したディストーション&スパイラル(歪みと螺旋)を基にした特殊な立体パターンで構成されている。
袖を通さずとも立体的なフォルムを保つ構築は実際の着用でも袖通りを阻害せずスムーズな着用を実現するデザインとなる。
パターンそのものをデザインの一つとして取り込み繊細に作り込まれた印象を放つ。
また、袖に施されたファスナー裏には裏張りが配置されている。
タイトフィットするアームライン、袖の構築に伴って施されたディテールであると考えられるが、裏張があることによって袖のフレアなどを構築する事ができ、さらに地肌にファスナーが当たらない仕様にもなっているため、着用している中で感じるちょっとしたストレスをも考慮ししたと考えられるデザインとなる。
裏地にはコットン・ウレタンの混紡素材のライニングを採用
滑らかで袖通りの良い肌触りを実現し、さらに伸縮するため長期の着用でも破損を起こし難い耐久性を兼ね備える。
さらに左右内側にはポケットも配置している仕様となっており、スマートフォンやタバコなど日常的に持つ事が多い物を十分収納出来るスペースを確保している。
こういった気配りがされたディテールもThee OLD CIRCUSらしい実用性をも感じるポイントだろう。
(Fitting Model / Urano / 170cm 54kg / Size_Sample )
強烈にRock'n Rollな匂いがするストイックで無骨なメンズスタイル。
レイヤードしたインナー、そして退廃的なストライプ柄のボトムスと合わせ他に必要なものなどないスタイルとなる。
存在感が強いライダースにはこれくらいストイックなアイテムでの組み合わせが良い。
音楽を意識した匂いがするアイテムでコーディネートすることで世界観やスタイリングに統一感をもたらしまとまった雰囲気を演出することが出来るからだ。
足元にはエンジニアブーツで無骨に彩るのではなく無機質なワンピースブーツを合わせることで繊細でシャープなイメージを意識させる。
どことなく漂うモードな雰囲気と無骨さの絶妙なバランスが素晴らしいスタイリングである。
バックディテール、裾から露出するレイヤードしたインナーのカラーバランスはダークトーンで構成されたこのコーディネートの差し色としてアクセントをはなっていることが理解いただけるかと思う。
全体をワントーンに染め上げたスタイルでもシャープでモードな雰囲気を演出出来るが、このライダースのシルエットやデザインを楽しむためにはこういった色使いやレイヤードのバランスにもこだわって欲しいと考える。
男の憧れ、象徴とも言えるライダースジャケット。
それは「格好良さ」を表現するための最短へ繋がる道の一つだと思うんだ。
美しく、そして男の気高さを表現しその身に宿すWライダース。
纏うことでシワと生き様をその身に刻みこみさらなる無骨さを体現していく。
男の憧れ、そしてある意味では象徴とも言えるライダースジャケット。
確実に訪れる本物の「格好良さ」をぜひ体感してほしい。
Blogでの紹介はこちら ___ 好きなモノを着ること」は「自分自身を生きること」(最高ライダース)