Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9125 / " Crazy Bunny " / 13.5oz ストレッチデニム Rot-9 パンツ [INDIGO BLUE]
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THEE OLD CIRCUS - 1973 -
9125
Old Name 「 Crazy Bunny / クレイジーなウサギ」
13.5oz ストレッチデニム Rot-9 パンツ
Material
C - 95 , Pu - 5
Finish
BIO WASH FINISH
Color / Size
INDIGO BLUE / 0 , 1 , 2 , 3 ,
SIZE SPEC (cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE : 0 W 81 ワタリ 33 膝巾 18.5 裾巾 18.5 股下 84.5
SIZE : 1 W 84 ワタリ 34 膝巾 19.5 裾巾 19.5 股下 86.5
SIZE : 2 W 87 ワタリ 35 膝巾 20.5 裾巾 20.5 股下 88.5
SIZE : 3 W 90 ワタリ 36 膝巾 21.5 裾巾 21.5 股下 90.5
Attention Point.
・13.5oz ストレッチデニム
・バイオウォッシュ、シェービング加工
・Rot-9シルエットベースデザイン
Novel_
ラフでストイックなデニムパンツ。それが最高のバランスなんだ。
Note_
- 13.5oz Strech Denim Rot-9 Pants -
「13.5oz ストレッチデニム Rot-9 パンツ」
ダサいって言われてもいいからデニムの上下を着て野球をしよう。
ーーもう随分と昔のこと、それは絵の中の出来事ではなく絵から飛び出してきた現実世界に降ってきた。
狂ったように弾くそのギターの音と背景に広がるのは小さくて、でもとてもとても「強い」世界。
とてもそれは脆い不均一な糸だったからその人間たちはその糸を信じていながらも心の奥底では恐怖とも戦いながら居たのだろうと思うのだ。
春から夏に掛けては少しラフなパンツが良い。なにしろここ最近の夏場の気候は異常なものだから。緑に囲まれたバーベキューでもいい(出来れば水場は近くにほしいな)、コンクリートに囲まれた世界でも良い。
そんなパンツを作りたかった。いつものスタンスで格好をつけて穿けるやつ。最高のシルエットで最高の色目のこんなやつがちょうどいい。
インディゴカラーはステッチワークをオフホワイトにすることでまたデニムの概念をひとつ変える。
Structure Note_
Rot-9 のパンツは極めて技巧的に作られていて従来あった自分のパンツの根源を変えうるものだった。
数多く盛り込まれたディティールのアクセントはもちろんのこと、それでいて不変的な意味合いにおいて変わることのない美しいシルエットを持っているからだ 。
腿からヒップに掛けてはややゆとりをつけたデザインはこれよりも寸法が若干でもズレることがあればそれはマス的な意味合いを持つサルエルパンツにも似通ってしまうが、その構造を立体的に構築しサルエルパンツなどが持つ特有のルーズさを適度な意味で排除すればこのRot-9のようなシャープさを残したシルエットラインにもなりうる。(ただし、それは他のブランドがそれを目指して 作ろうと思ってもベースにある礎が違う方向であるのであるからそう簡単にはいかないことだが)
Material Note_
13.5oz Strech Denim / 13.5オンスストレッチデニム
数年の時間に渡り実績として、また研究の材料としても使用してきた安定感のあるストレッチデニム。
ウレタンの劣化性や加工にも耐えうる生地であるのかどうか。それは1度使用しただけでは検証は出来ないし、足りないものである。
アイテムをリリースする上で身生地の選定は大きな要素。
そしてそれは受け取り手であるユーザーの信頼にも直結する大切な部分。そういった中で安定的にリリースが可能になる生地は極めて少ないと感じる。インディゴの裏糸は色抜けに適した白糸を使用し、ブラックは白さが浮き出すの を避けるために裏糸もブラック(black×blackの構成)の特殊な色配合をしている。そのためブラックに関しては一般的なブラックデニムと違いフェードしていく色目が濃く加工を施しても濃色と淡色の隙間が生まれづらい色目となっている。
近年、Thee OLD CIRCUSが提案するパンツルックの ニュースタンダードになりつつあるRot-9デザインベースで構築されたボトムスウェア。
ラフでイージーな穿き心地はそのままに、デニム素材に落とし込むことで無骨でヤレた世界観をさらに強く匂わせ、万能感のボトムスウェアとして一線を画す存在に仕上がっている。
ジョッパーズ 、サルエル的なデザインの要素を強く含んでおり、適度な抜け感のある印象も放っているため当店でセレクトしているブランドの様々なアイテムとの相性が非常に良いと考え今季提案したい逸品。
このブランドが数年に渡り研究を続け、近年では定番的に用いている13.5ozストレッチデニム素材。
一般的にはヘヴィオンス(重厚感のある厚みのデニム素材)に分類されるデニム生地ながらも程よい伸縮性と強靭な耐久性を兼ね備えた素材となっている。
シーズンを問わず着用機会の多いデニムパンツには安定感は必須。
着用を重ねて行く中で肌馴染みが良い素材というのはパンツ選びに置いて非常に重要な部分となる。
この作品には特殊な薬品を用いたバイオウォッシュで仕立てているため、アイテム全体に施されたシェービング加工がより際立ち、ヴィンテージのような風合いを匂わせることで色馴染みが良く、季節にとらわれない万能感のある雰囲気に仕上がっている。
シルエットデザインにはこのブランドが近年定番的にリリースしているRot-9シルエットをベースにした構築となっており、ヒップ、モモにゆとりのあるサルエル要素を含む作りとなっており、裾に向かってテーパード(徐々に細くなる)するジョッパーズ 的なデザイン要素も含んでいる構築となっている。
細身ではあるが、ラフでイージーな快適な着用感は一度足を通すことでクセになる感覚をもたらす。
さらにこのROT-9の大きな特徴として挙げられるデザインディテールとして、パンツの側面に本来在るべきのハギ目を排除し、裾に向かってゆったりと螺旋を描くスパイラルパターンを取り入れている。
脚に快適なフィット感をもたらし、優しく包むような立体構築技法の一つとなっており、先鋭的で退廃感が強く匂うデザインの一つともなる。
従来のRot-9デザインパンツに用いた素材としては初の試みとなるデニム素材に落とし込むことで、あらたなデニムパンツのデザインの扉を開き、新感覚のデザインパンツとして強烈な存在感を放つ。
また、膝のダーツ線は関節部分の動きとリンクする為、運動可動域を十分に確保し着用ストレスのない快適な着用感を与える。
立体的なシルエットパターンを構築するこの独特なパターンワークは膝に三本大きくダーツ線を入れることで擬似的にガニ股的なシルエットフォルムを作り出した。
実際に足を通すことで膝を中心としてパンツ全体にドレープが生まれ、陰影が強く作り出され、このブランドらしいタイトでストイックな雰囲気を体感出来る。
ヴィンテージ風の大きめで無骨なフロントジップにはYKK社製の「 UNIVERSAL ZIP 」を採用。
元は長きに渡りワークウェアの部材を供給し続けていたアメリカで最も古いファスナーメーカーとされる「ユニバーサルファスナー社」から日本のYKK社がそのその長い歴史考証を徹底的に行い、無骨な臭いのするヴィンテージさながらの風合いで蘇らせたジップパーツとなる。
引き手に刻まれた「UNIVERSAL」のロゴには無骨な男たちのワークウェアと共に育んできたマインドが宿っている。
同じくワークウェアとしての由来を持つデニムパンツとの相性も良く、無骨さな雰囲気を強くイメージさせる仕上がり。
ファスナーには裏当てを配置しており、直接肌に当たらないように設計されており、使い手側の安全を徹底的に考え抜いたディテールに仕上がっている。
バックディテールにはこのブランドのアイコン的なディテールデザインであるバッククロスを連想させる構築となっている。
バックポケットはスリットタイプのストイックなポケットデザインを取り入れており、実際にてを差し込むことでしっかりと深い収納スペースを確保していることが見て取れる。
ヒップラインには程度な余白部分が存在するため、窮屈な感覚の着用にはならず開放感があり非常にストレスのない快適なフィッティングを約束する。
マイノリティなスタイルではあるがぜひお勧めしたいスタイルの一つとしてデニム×デニムのセットアップスタイルを提案したい。
同様の素材、同様の加工を施したデニムのセットアップだからこそできる究極のマイノリティスタイルだが、やはりセットアップで合わせたいと思わせるアイテムだと当店では考える。
強烈に男臭いスタイリングでありながらも徹底的に作り込まれたデザインのアイテムである為、一般的には上下で色合いの境目がない為、ごまかしのきかないデニムのセットアップでも、シルエットの美しさにこだわり続けるこのブランドのアイテムで組み合わせることで難しいと言われることが多いデニムのセットアップスタイルでも洗練されたスタイリッシュな印象を作り出し、 唯一無二の強烈な存在感を放つかんせいされたコーディネートを演出するのだ。
サイジング、そして上下のアイテムバランスが絶妙だからこそ実現できる「格好が付く」スタイリングとなる。
タイトすぎず、かといってラフになりすぎないボトムスの印象。
それはストイックでありながら、繊細な雰囲気のデザインパンツであることを再認識させてくれる。
陰影感が演出しやすい室内とは異なり、均一な光がアイテム全体を照らしだす屋外の写真も合わせて掲載する。
心地良く、軽快な印象を演出するデニムの色抜けが伝わるだろうと考えた。
当店が考えるスタイリングを合わせていくつか提案したい。
まずは春先に向けて軽快な足元の雰囲気を演出するスニーカーを組み合わせ、トップスには無骨なレザーウェアを組み合わせたコーディネートを提案する。
( Fitting Model / ITAU / 177cm 60kg / Size_2 )
スタイル全体は色鮮やかな配色のカラーバランスでありながら、トップスには重厚感のあるバイカラーレザーを組み合わせ落ち着いた印象を演出し、足元には今季一押しのスニーカーを組み合わせ軽快でラフな印象に仕立てる。
重厚感と軽快さの適度なバランスが素晴らしく、無骨さと退廃感のある当店らしく男臭いスタイリングを作り出した。
細身のシルエットのボトムスとスニーカーの相性が悪いはずもなくブーツスタイルを主流とする当店の中ではある意味では異色のスタイルだが、一般的には馴染深い組み合わせのコーディネートとなっている為普段のスタイルにも取り入れやすいだろう。
徹底的に作り込まれたデザインのデニムパンツが構築する新たな世界。
無骨でストイックなThee OLD CIRCUSが考案するニュースタンダードなパンツルック。
当店がセレクトする様々なアイテムとのバランスにも優れ、多くのスタイリングを彩る作品。
ラフでイージー、しかし繊細でスタイリッシュな新たな世界への扉を開く。
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