Thee OLD CIRCUS ''Old Number'' / 831 / By Far / リリィレザーセミワイズダブルフェイスダブルリングベルト [OLD GRAY]
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THEE OLD CIRCUS - OLD NUMBER -
831 Old Name 「 By Far 」
リリィレザーセミワイズダブルフェイスダブルリングベルト
Material
Cow-100
Finish
SPRAY WASH FINISH
Color // Size
OLD GRAY // ONE ,
SIZE SPEC // ( cm ) ※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE:ONE 全長 130 横幅 2.7
Attention Point.
・リリー・カウレザー
・Wリングバックルデザイン
・スプレーウォッシュ仕上げ
NOVEL_
スタイリッシュに彩りをもたらす無骨な革のベルト。
NOTE_
- Lily Cow Leather Semi Width W-FACE WD-Ring Belt -
「リリィレザーセミワイズダブルフェイスダブルリングベルト」
ベルトという存在とその価値はパンツの締めのアイテムであり、スタイルの完成に必須なパーツ・アイテムだと考える。時に大きく主張するベルトもある中でこのブランドが今考えるその姿とはスタイルの中に密かに佇み、さりげなくそのスタイルの完成に欠かすことの出来ない存在であると思う。やや長めにカタチ取られた全長はパンツからラフに垂らすことでルーズな印象を作り出す。また市販されているほぼ全てのパンツのベルトループに着用が出来るセミワイズの太さで設計した。両面に吟面を合わせたWフェイスの仕様と純銀メッキを施したオリジナルDリングパーツの構成。
_ Structure Note.
オリジナルの純銀メッキ加工を施した目を引く2枚のDリングパーツで締めるベルト。パーツは純銀加工ののちに燻しの加工を施すことでより深みのある色合いになっており、これはさらに着用ののちに下地のシルバーが浮き出てくる構造となっている。セミワイズの太さと130cmというやや長めの設定でリングを使用することでサイズ不要の着用が出来、ジャストウエストでもローライズでの着用でも着用が出来て意図する着用を実現出来る。ダブルフェイス状に革の吟面を前後で貼り合わせ、貼り合わせの間にはしっかりとシャープなカタチが継続するよう芯地も入れてから上下の縫製を行っている。つまりは一見するとあまりにもシンプルな構造に見えながらも各所パーツと各所縫製には多くの複雑な工程を経て出来上がっているのだ。製品時の仕上げには購入直後からすぐに味わいが得られるようオリジナルブレンドのオイルを吹き付けたスプレーウォッシュ仕上げとなっている。
_ Material Note.
Lily Cow Leather / リリー・カウレザー
Lily は「ユリの花」を意味する。ユリの花のように妖艶な艶やかさと同時に併せ持つある種の鋭角さを表現したオリジナルレザー。工程はハイブリッド仕上げで混合タンニンとクロームとの掛け合わせで生まれる。タンニンが持つ古からの革らしい味の深くなる特徴と着用のしやすさやケアの手軽さなど現代らしいクロームとの良い部分だけを混ぜ合わせた特殊レザーでもある。オイルの含有を極端に増やしヌルっとした手触りが大きな特徴。また通常の表面感のままでは色艶が強くなりすぎるため革の表面である吟の部分をランダムに僅かに削ることで表情全体にマットな部分と艶が残る部分が入り混じり独創的な顔つきにもなっている。使い込むごとに刻まれるシワには特有の陰影が生まれ渋い表情がさらに深まる。使用厚 1.4-1.5mm(2枚合わせ)
あらゆるボトムスのベルトループに対応し、真の意味で万能に組み合わせられるベルトが欲しかった。
単純なナロータイプデザインのベルトだと、中性的でフェミニンな印象が強まってしまう傾向にあるが、重厚なレザーと退廃的かつ無骨なダブルリングバックルがメンズアイテムとしての存在を確立し、当店が提案するスタイルに自然と相性良く組み合わせる事が出来るベルトとなっている。
冒頭の説明文にも記載したように市販のほぼあらゆるボトムスに対応する事が出来る2.7cmのワイズ幅でデザインされたダブルリングベルト。
無機質かつ繊細な印象を放ち、決してスタイルの主役になるアイテムではないが、確実にスタイルを完成へと導く重要なアイテム。
過度な主張はしない、しかし確かな存在感とコーディネートの完成度を向上させるためには必要不可欠な存在であると当店では考えている。
ダブルリングバックルパーツには純銀コーティングを施し、重厚な黒銀の輝きを放つ仕立てとなっている。
使い込んでいく事で地金のシルバーが内側から浮き上がり、黒銀から白銀へと経年変化しその姿を変貌させる。
このブランドが表現する退廃感や無骨さを際立たせるデザインの一つと言えるだろう。
素材に用いた革には混合タンニンとクロームを掛け合わせたハイブリッドな技法を用いて加工されている。
タンニンならではの味わい深い革の風合い、そしてクローム特有の色鮮やかな染色や艶やかな風合いとなっている。
今回のベルトには革を二枚仕立てにした構築となっており、メンズらしい適度な厚みと重厚感を併せ持つデザインとなる。
上述した特殊な技法で構築された革はしっとりとした濡れ感のある手触りとなっており、心地よく肌に吸い付くような風合いとなる。
上品な雰囲気を放つ革表面のシボ(シワ)感。
艶やかで鈍い光沢を放ち、特別感を強く感じる逸品として仕上がっている。
革には十分な量のオイルを浸透させているため、長年着用していくことでさらに味わい深く無骨な革へと経年変化していく。
繊細で重厚。
まるでそれは二つの輪が重なるように自然と融合する。
過度な主張のないベルトという存在。
しかし、日常的に身に付ける機会の多いアイテムには自身がもっとも素敵だと考えるものを皆様に提案したい。
ぜひ革を身に付ける事で感じる多幸感に包まれて欲しいと願う。
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