Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / CB-911 / " Black Sign " / イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ [NERO]
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THEE OLD CIRCUS - 1973 -
CB-911
Old Name 「 Black Sign / 黒いサイン」
イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ
Material
Cow - 100
Finish
WAX COATING FINISH
Color / Size
NERO / 40 , 41 , 42 , 43 ,
SIZE SPEC (cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE : 40 アウトソール 29.5cm 横幅 10cm 全高 23cm ヒール 4.5cm
SIZE : 41 アウトソール 30cm 横幅 10cm 全高 23cm ヒール 4.5cm
SIZE : 42 アウトソール 31cm 横幅 10.5cm 全高 23.5cm ヒール 4.5cm
SIZE : 43 アウトソール 32cm 横幅 10.5cm 全高 23.5cm ヒール 4.5cm
Attention Point.
・イタリアンショルダーレザー
・ワンピースバックジップデザイン
・ワックスコーティング仕上げ
Novel_
「革」の生き様を直に感じ、共に歩んでいく大切な存在。
Note_
- Italian Shoulder One Piece Back Zip Boots -
「 イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ 」
ブーツというカテゴリーは自分たちにとってとても大切なアイテムとなります。
それはひとつの生き方というスタイルにも直結するアイテムだからと言い切ることが出来ます。
自分自身という個と共に歩き、共に朽ちていく姿はファッションという枠だけではなくその道を辿るという意味においても非常に大きな礎となります。
このワンピーススタイルのブーツは構造の作りも特徴的であり、またワンピース、つまり1枚革で作り出されるその独特のフォルム特有のシワの生まれ方、刻まれ方。
そういった深い味わいがモノとの付き合い、距離を詰め愛情へと変わっていくのだと思っております。
フィッティングサイズのイメージは40=24.5、41=25.5、42=26.5、43=27.5(全て±0.5程度)となっている。
Structure Note_
ワンピース=1枚革、で構成された特異な形状を持つブーツ。
つまりはアッパー(ブーツのソールから上のパーツの名称)に接ぎ目 (ハギ)を作らずに木型に合わせて吊り込みを行い本体そのものを作り上げる技法は熟練工のみが可能な製法でもある。
そもそもダブルミッドソール自体の構造のブーツも少ない中でミッドソール1枚が5mm厚という通常よりも厚手のミッドソールを使 用しさらにはVibram社の中でもアッパーボリュームに属する#1100(italia)を貼り付ける。
完成されたブーツのボリュームは類を見ないメンズブーツとして仕上がる。
バックジップにはYKKエクセラを装着し耐久性と優美さを融合させた。製法はもちろんグッドイヤーウェルトの為永続的なソール交換で付き合うことの出来るブーツとなっている。
ソールの装着で特徴的なのは土踏まずに当たるソールの部分のみアウトソールを貼らず(敢えてVibramマークのカットを行う)トップリフトを構築すること。
これにより革底本来が持つ「反り返し」の良さを残した構造となり無骨なブーツでありながら歩く易さを構築している。
Material Note_
Italian Shoulder Tannin Leather / イタリアンショルダーフルベジタブルタンニン鞣し
イタリア原産の原皮をフルタンニンで鞣した最上質のレザーを使用(インポートレザー)、部位としてはショルダー部分を贅沢に使うこととその傷や皺が敢えて残っているままに使用することで革=生、であることを主張する。
ヌメ革特有でもある深く沈みゆく色合いで奥行きのある色目が特徴であり特筆すべきアピールのポイントでもある。
皺を刻み履き込 みことでより深みのある色へと昇華していくことだろう。
原皮の段階ではベルトなどにも用いることが可能な厚みから2mm厚まで革を削ぎ落としブーツ用に表情を整えた。
重厚かつしなやかな革は自分だけの個の皺と汚れを纏い無二の存在になる。
Thee OLD CIRCUSや当店が考えるスタイルにおいて必要不可欠な大切な存在であるブーツ。
一枚側で仕立てられたワンピースタイプのバックジップブーツは極めてストイックで無骨な雰囲気を持ち足元を彩る。
このブランドの根底にあるフレアカットパンツはもちろんスリムパンツやハーフパンツに至るまで自在な活躍が想定され、 足元のボリューム感を十分に持たせる為通年で着用するブーツとして強く提案したいと思わせた作品。
ワンピース=一枚革 仕立ての重厚感のあるカウレザーのショルダー部分を用いて作製されたブーツ。
革の表面には生々しい天然のシワや傷が全面に行き渡っており、無骨で強烈な存在感を放つ。
重厚で無骨な雰囲気のする革はイタリア原産のフルベジタブルタンニンで鞣しており、使い込むごとに艶や風合いが出て馴染み、革繊維になるべく負荷をかけることなく仕立てられている為非常に頑丈で型崩れを起こさなくなると言う特徴を持つ。
フルベジタブルタンニン鞣しとは?
天然植物(草や木の汁など)から抽出したタンニン(渋)を使って皮を鞣す製法の一つ。
タンニン濃度を少しずつ上げながら鞣すために、気の遠くなる程の作業工程数を経た非常に生産効率の悪い生産方法となるが他の製法では決して表現することが叶わない革の自然な風合いを作り出す。
適度なボリューム感を持ちながらもシャープな印象を演出する為、メンズらしい無骨さを持って足元を彩る。
一枚革で仕立て、ソリッドだがしなやかで弾力のあるショルダーレザーを用いており、ワンピースブーツ特有の「足に革が包まれるような」着用感が極端な締め付けや窮屈な着用感にならず快適な着用を促す。
また、一枚革で仕立てられたワンピースブーツ特有の構築であるフロントのドレープ感は着用を重ねるごとに深くシワを刻み込み、革本来の荒々しい表情、そして美しい陰影を作り出す。
白銀に輝く光沢を放つバックジップの表情。
バックジップに用いたファスナーパーツにはYKK社製の最高品質ラインの一つである「EXCELLA ZIP 」を採用し滑らかでストレスのないスライドを実現する。
美しい光沢感はラグジュアリーな表情を演出し、無骨で無機質なワンピースブーツを彩るようなアクセントを加える。
何故EXCELLA ZIPは高品質と云われるのだろうか?
もちろん其処には確固たる裏付けが存在する。
このファスナーの滑らかなスライドを作り出しているのはファスナーパーツの歯の部分である務歯(ムシ)と呼ばれる箇所。
一般的なムシとは型抜きをしたり、金属を型に流し込みざっくりと成形されるが、EXCELLA ZIPはそこからムシの一本一本を丁寧に研磨する工程を経て構築されている為ファスナーの開閉が非常に滑らかになり、噛み合わせが悪くなってしまう事などの不具合が起こりにくくなる。
さらに使い込むごとに研磨されたムシが滑りに順応するように研磨されていく為、非常に滑らかに経年変化する。
この手のブーツの生命線とも言えるファスナーパーツ。
余念を残す事なく選定されたパーツディテールの一つである。
重厚感があり、実際的な重量も合わせ持つブーツだが、足を通した際に感じる軽快な蹴り出しは計算され尽くした「反り返し」によるもの。
厚みがあるVibram#1100ソールをハーフカットで貼り付け、土踏まずの箇所に適度な余白部分を構築する事で劇的なまでに蹴り出しが軽快となり、ブーツ特有の重量感を感じない素晴らしい仕立てとなる。
ブーツという存在にとって反り返しは非常に重要。
平坦な靴底では歩行時に掛かる足の負荷が蓄積されやすく、(革靴などでは革の反力で負荷が掛かりやすい)反り返りが無いと長時間の歩行で足に痛みが走ってしまう。
反り返りががあることで歩行時の足に掛かる負荷が大きく軽減されストレスを感じなくさせる非常に重要な意味合いを持っているのだ。
さて、ここからは実際に数か月着用したブーツの経年変化をご覧いただきたい。
革の表面に施されたワックス加工が経年により革そのものに深く浸透し、本来マットな表情を放っていたショルダーレザーに艶やかな光沢感を演出する。
またフロント部の特徴的なドレープも更に深く刻まれていき立体感のある陰影を作り出している。
更に長く着用宇していく事でシワや深く風合いも経年変化していく事を想像させこの先を楽しみだと思わせ魅力を内包しているように強く想う。
合わせて外の光の下で撮影した写真も掲載する。
ショルダーレザーを肉眼で見たようなリアルな表情や室内ではくっきりとしなかった輪郭や陰影が均一な光の中で新たな魅力を教えてくれるだろう。
無骨で無機質ブーツが放つマットな質感。
ストイックな男の足元を彩り、長い時間を共に過ごす最高の相棒の一つとなる。
無機質で程度なボリューム感のあるこのブーツは当店が提案するあらゆるパンツルックとの相性も良くスタイリングに左右されることのない万能感のある着用を実現する。
当店が提案するメインのパンツルックで組み合わせたスタイリングを提案したい。
(Fitting Model / ITAU / 177cm 69kg / Size_42 )
春夏のシーズンにおいて多大な活躍を見せるハーフパンツで組み合わせたコーディネート。
気温の上昇とともに薄手のアイテムを着用する機会が多くなり、単調になってしまったりあるいはラフで軽快さのある雰囲気になりすぎてしまいがちなスタイルに組み込むことで当店が考える武骨な男の足元を演出し適度なボリュームと存在感を足元から放つことでスタイルバランスを向上させる。
ワンピースブーツ特有のドレープ館などが強調され繊細なアクセントを演出する。
続いては当店の根底にあるスタイルの一つであるフレアカットパンツを用いたスタイルを提案したい。
裾広がりで足を美しく長く見せるセミフレアカットのデニムパンツを組み合わせた。
(Fitting Model / ITAU / 177cm 69kg / Size_41 )
マイノリティなスタイリングであるとは自負しているが、ベルボトムの様な極端にすそ野広がったフレア感ではなく全体的にタイトでシャープな構築のボトムスデザインとなっており、ブーツのシルエットを適度な感覚とバランスで魅せることでプレーンでストイックな表情感を持つワンピースブーツの存在感が強調される。
ブーツで組み合わせるために構築されたセミフレアカットのパンツルック。
足元は無骨なブーツで合わせることが最適解で在るのは間違いない。
時代に左右される事のない普遍性とブーツへの愛をもって提案を続けたいと考えるスタイルでもある。
最後に提案したいのはスリムシルエッでストレートタイプのボトムスと合わせたコーディネート。
近年、当店で提案をしているメインのスタイルの一つであり万能感のあるシルエットとブーツイン、ブーツアウトと広い表現の幅を持つパンツルックの一つである。
(Fitting Model / ITAU / 177cm 69kg / Size_41 )
FITTING INNER >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9101 / "Rut a Bunny" / レーヨンフライスロング丈タンクトップ [OFF WHITE]
まずはブーツインで組み合わせたスタイル写真を掲載した。
裾口がすっきりするスリムパンツの裾はタイトフィットすブーツのシャフト(筒)にすんなりと入れることが出来、ひざ下から適切な生地溜まり感を作り出すことでブーツのドレープとひとつなぎになって様な統一感を演出する。
ブーツインすることでミリタリー要素のないパンツルックにも骨太な武骨さの印象を作り出し、更に足長、細く魅せるスタイル効果も合わせて構築される。
タイトな構築のシャフトはスリムシルエットな裾口のボトムスウェアにおいてもすんなりとシャフトを裾に収めることが出来る為ブーツカットシルエットとは大きく異なる武骨さやアイテムバランスを構築する。
「いつだってブーツを履いて」過ごすストイックなスタイルを好む方や、むしろ逆に過度にゴツさのあるブーツを苦手とする方でも取り入れ易い組み合わせの万能な組み合わせのパンツルックの一つである。
縦横無尽に活躍する様を魅せてくれるワンピースブーツ。
通年で足元を革に包まれたいと考える者たちにとってはきっと必要不可欠な存在となること間違いないだろう。
宛のない旅をする僕等の足元はブーツを合わせたい。
大地をしっかりと踏みしめ時間の流れとともに革に生き様を刻み込んでいくから。
それはいつしかの遠い記憶をも刻み込み、生涯寄り添う大切な存在へと変わるだろう。
美しさと儚さの狭間に揺れる。
「E」 Style / FAMILY " Thee VOICE "
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