JUVENILE HALL ROLLCALL / ジュヴェナイルホールロールコール / 1225 / OVER WRAP TRENCHI COAT [NAVY]
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JUVENILE HALL ROLLCALL
- ジュヴェナイルホールロールコール -
1225
「 OVER WRAP TRENCHI COAT 」
オーバーラップ ロングトレンチコート
Price 80,300 yen ( 73,000 )
Material
T-67 , N-30 , Po-3
Lining / C-50 , Cu-50
Color / Size
NAVY / ONE SIZE FIT ALL ,
SIZE SPEC( cm )
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE : ONE 着丈 109 肩幅 46 身幅 60 袖丈 66
Attention Point
・ラップコートスタイル
・縁パイピング仕立て
NOVEL_
難しく考える必要などない、この存在そのものが魅力の全てを語っている。
NOTE //
- OVER WRAP TRENCHI COAT -
「ラップトレンチコート」
今季仕入れたJUVENILE HALL ROLLCALLのラインナップの中でも強烈に格好良く、圧倒的な存在感を放つロング丈のラップコート。
同ブランドの展示会場に足を踏み入れた時、僕ら全員が一目惚れした今季一押しのアイテムです。
素材は落ち感のあるテンセル混紡素材を用いて作られたコートとなります。
落ち着いた光沢を放つ上品な出で立ちはさらっと羽織るだけでスタイリングが完成されるアイテムとなっています。
ラップ(巻く)コートデザインで作られており、ウエスト部分に前開きを留める紐とトレンチコートの面影を残すベルトを配置しており体に巻きつけるように前を留めるデザインとなっている。
前開きをベルトで固定すると、さながら和の装いのような風体を演出し着物を纏っているかのような雰囲気へと変貌する。
色鮮やかなチェック柄切り替えとなっている裏地もこのアイテムの見所の一つ。
素材の切り替え部分は非常に丁寧な縫製で構築されており、ブランドらしい「きちんとした」作りとなっている。
肌寒くなってくる季節の変わり目ではシャツなどの上にさらっと着用するライトアウターとして、また全体的にゆとりのあるサイジングで作られているため、トップウィンターではレザーウェアや保温性の高いアウターの上に着用し保温性を高めるコートとして幅広い場面での着用が期待いただけるコートとなっております。
※ 基本は全てのアイテムがワンサイズ展開となります。またかなり特殊な生地(もちろんそれは一見しただけでは分からないことも多い)や限られた枠の中でモノを生み出していくブランドの為、個体差などもございますことをご理解下さい。不明点などがあればぜひお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
この業界に携わっていて素敵なアイテムに心を奪われることは多々ある。
しかし、考える間も無く打ちのめされることはそうそう無い。
JUVENILE HALL ROLLCALLが作り上げた圧倒的な存在感と魅力に為す術もなく取り込まれ一目惚れ的な出逢いを果たしたアイテム。
極端に羽織るだけでスタイルが完成されるこのコートと共に過ごしたかった。
この作品との出逢いは唐突に訪れた。
JUVENILE HALL ROLLCALLの独特で素晴らしい世界観に包まれた展示会場。
壁際のラックに吊るされていたトレンチコートから目を離す事が出来なかった。
気が付いた時にはすでに袖を通し、このトレンチコートが放つ色香に深く取り込まれていた。
ラグジュアリーさと妖艶さが混ぜ込まれたこの作品に用いられた素材はさらっとした上品なドレープが特徴的なテンセルをベースにナイロン、ポリエステルをブレンドした混紡素材。
袖を通した瞬間、それはまるで柳のようにゆらゆらとした流麗な動きを魅せてくれる。
身体全体を大きく包むようなオーバーシルエットフォルム構築。
落ち感のあるテンセルの素材特性が作用し、体に心地よくフィットしする為オーバーシルエットでも無理に大きなサイズ感の物を着用している印象にならず、着用する者を選ばない。
トレンチコートのアウトラインを持ち、JUVENILE HALL ROLLCALLの独特な世界観のフィルターを通した体に巻きつけるラップコートデザインとなっている。
特徴的なフロントデザインは前開きを閉じる事でまるで和装のような雰囲気を演出し、さらに無機質で退廃的な印象を作り出す。
テンセル素材の美しさを持つ為、薄手の素材となっておりコート単体での着用においては防寒性や実用性といった機能面に関してははっきり無いに等しい。
が、そのような事を語るのはこの素晴らしい作品に対してすべからく意味を持たず、相応しく無いと当店では考える。
この作品が持つ最大の魅力とは、その特別な存在感と妖艶さにこそあるのだから。
また、オーバーシルエットを活かしインナーとして厚手のアウターなどを着用し組み合わせるこのアイテムだからこそ実現できるスタイルであれば防寒性や実用性のデメリット部分を払拭することも大きな魅力である。
ネック部分のラペル(衿)やポケット、袖先や背面に至るあらゆる箇所に徹底的なまでに施されたパイピング処理。
それはディテールの一つとして決して目立つ部分では無いが、まるでこのコートのシルエット全体を縁取るように設計されており、執拗なまでに丁寧かつ美しく作り込まれている事を語っている。
パイピング処理を施す事でシャープでメリハリのある印象を作り出し、どこかストイックで優雅な印象を作り出している。
背面上部にはブランドのアイコンの一つである「丸カン」が’’取り付けられている。
「何に使うか」
「どういう風に活かそうか?」
着用者の想像力を掻き立てられるディテール。
そこにどういった意味を持たせるのかを想像する事そのものが楽しい。
ファッションを真に楽しんでいるこのブランドを表すような遊び心のあるディテールワーク。
この作品をその身に纏う上で決められたルールなど何処にも存在しないのだから。
ウエスト右側にはフロントの前開きを固定するベルトが配置されている。
やはり1番の見所であるこの特殊なラップコートの着用手順を実際に着用した写真を用いて以下から紹介したい。
フロント面を開く事で左内側のウエスト部分とフロント右側に配置されたストリングスが(紐パーツ)が垂れ下がっている事をご理解いただけるかと思う。
左右両サイドのストリングスを結びボディシルエットを形作る。
長さにゆとりのあるストリングスなので着こなし方による微調整も可能。
コートの左側を身体にぐるりと巻きつけるようにし、左前部のベルトを右腰部にあるバックルに通し固定する。
着物を纏っている蚊のようなラップコートスタイルが完成する。
身幅にゆとりのあるデザインの為、身体のラインを覆うような風体ですので良い意味でインナーを選ばず幅広いスタイリングで活躍する主役のコートとなります。
着用するだけで気づけばファッションが楽しくなるアイテムの存在は希少。
それこそがこの JUVENILE HALL ROLLCALL が持つブランドの魅力であるのだ。
このアイテムの裏地も特徴的なディテールとなっている。
裏地の下半分はコットン素材のチェック柄生地で切り替えたデザインとなっておりアクセントポイントの一つとなっている。
パンクの精神が根底にあるこのブランドらしい表現のディテールワーク。
切り替え部分の縫製も非常に丁寧かつ美しい縫製で構築されており、「ちゃんと」作られているアイテムであると強く実感し、創造される作品の完成度の高さにはいつも脱帽する思いである。
屋外で見るコートの色合いも合わせて掲載する。
自然光を浴びる事でほのかに光沢し、ラグジュアリーで優雅な表情がより一層強くなる。
黒を基調とした重厚感のあるスタイリングで組み立てたがこの作品はその中でも圧倒的な存在感を放っている。
( Fitting Model / JOHN / 170cm_65kg )
コーディネート全体を黒を基調としたアイテムで組み合わせたスタイリング。
退廃的で無骨なスタイルを得意とする当店’’らしさ’’を演出する組み合わせ。
膝下までに至る着丈の長いロングコートを開いた状態で着用するならばインナーの見せ方や色合いにも拘り、コートを脱いだ場合のシルエットの美しさをも視野に入れた組み合わせ。
フロントを閉じた際にアクセントとなるネックがポイント。
立体的にスタンドするネックディテールを見せる事でこのコートのネックを活かしたレイヤードを作り出し、他には無いコートスタイルを演出した。
( Fitting_Model / Uranotakahiro / 170cm_54kg )
FITTING PANTS >>> JB 5150 / IRON HORSE LEATHER PANTS [IRON BLACK] Size_26inch
FITTING BOOTS >>> CB-413 "RADIO" / スモーキーレザー#1100ソール エンジニアブーツ [SMOKEY BEIGE] Size_41
当店が古くから提案するレザーパンツと組み合わせた男らしい無骨さを強烈に匂わせるコーディネート。
圧倒的な存在感を放つ「特異」なアイテム同士を掛け合わせ退廃的でヤレた雰囲気を演出する。
おそらく他の何処にもない当店だけが提案しているであろうスタイリング。
シャツにはjUVENILE HALL ROLLCALLのシャツを組み合わせオーバーシルエットのアイテムバランスを整える。
タイトでストイックな雰囲気も当店らしさを味わう事が出来るが、トップスはゆったりとボトムスはタイトにすることで作り出される「Aライン」のシルエットが洗練されたスタイルを演出する。
ラップコートの状態にする事で無機質で退廃的なスタイルを演出。
ひとつの組み合わせで大きく変革する表情が楽しくもあり、このコートが持つ独特な魅力を最大限に引き出す。
チープな言葉だが単純に「カッコいい」と思えるスタイリングを提案したい。
展示会場に足を踏み入れた瞬間、強烈にこのアイテムが目に焼きついた。
「一目惚れ」
安易だがそう表現するほかない。
ディテール、素材、着用感とそのシルエット全てに魅了された。
雰囲気だけのアイテム構築だけでなく、全ての意匠が丁寧かつ美しく彩られている。
袖を通す必要もなく、佇まいだけで「カッコ良い」と心から思えるコートは希少な存在だろう。
>>> 「レイヤードとは何か?」 / Garage EDENが提案する「カッコ良い」スタイルを構築するまでの流れ ( Shop_stylist_Blog_2018.10/1 )
>>> ジュヴェナイルの服を纏うこと /「装い」を変えることでの気持ちの変化(当たり前とされる洋服を纏うことの意味)_2018_10_03_JB_BLOG
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